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21 4月, 2017

「坂茂:プロジェクツ・イン・プログレス」展レポート/TOTOギャラリー・間

4月19日から開催の「坂茂:プロジェクツ・イン・プログレス」のプレス内覧会に行ってきました。
ギャラ間での坂さんの展覧会は1999年以来、18年振り2回目だ。今回の展示ではタイトル通り全て「現在進行中」のプロジェクト10作品をプロセスや、構造・ディテールのモックアップを使って紹介する。
Exhibition [Shigeru Ban: Projects in Progress] Tokyo.


展覧会概要:「本展では、現在世界各地で進行中の最新プロジェクトのプロセスを通して、坂氏の設計思想と取り組みを紹介します。これまで「紙管」という安価で解体・組み立て・再利用が容易な素材を建材として利用し、建築作品だけでなく世界各地の災害支援にも尽力してきた坂氏が、今改めて『木』という素材の特長や可能性に注目し、これらを多様なかたちで用いた大規模なプロジェクトに挑戦しています。」


3階展示室は4月22日にオープンを迎える〈ラ・セーヌ・ミュジカル〉のプロセスを紹介。パリ近郊、セーヌ川セガン島に建設されている音楽ホール・コンプレックスだ。
La Seine Musicale (Paris vicinity, France/ 2017)


展示室の中央には全長4mの断面模型が鎮座する。台の脚はもちろん紙管。周囲にはディテールのモックアップや、映像が展示され図面は一切ない。


セガン島は長い間ルノーの工場があったが、撤退後ピノー財団が取得し安藤忠雄の設計で美術館を計画していたものの中止となり、プンタ・デラ・ドガーナの名称でベネチアに計画変更され完成した。その後ジャン・ヌーベルが島全体のマスタープランをつくり、ピノー財団の敷地はPFI方式の音楽ホール・コンプレックスとしてコンペが行われ、2013年坂事務所が勝利した。
「フランスは凄い国。音楽ホールを設計しこともない私たちにチャンスをくれた。」と坂さん。


手前に音楽学校、中央に4000人収容、奥の球形ボリュームに1150人収容の音楽ホールからなる。
ちなみに、ボブ・ディランがようやくノーベル文学賞を受け取りにストックホルムへ赴き、その足で4月21日オープン前夜祭に受賞記念コンサートが行うとか。


設計要件で「パリの西の玄関となり得るようなモニュメンタルなデザイン。」を求められたという。円形ホールの外壁はモザイクタイルで仕上げられ、アトリウムは木造架構にガラス張りの外殻で包まれる。その外側にヨットのセイルをイメージしたデザインのソーラーパネル。パネルは発電効率を上げるよう太陽を追いかけて可動し、ガラス張りのアトリウムに日陰もつくれるようにした。

壁面には、建設のプロセスを定点カメラが記録した動画。音楽ホールで使われる座席のモックアップに座って鑑賞できるが、その座面と背もたれは紙管でできている。
通常工事はまず杭を打つ作業からはじめるが、ここでは安藤忠雄の美術館建設前に打たれた杭を抜く作業からはじまった。その様子が動画でも確認出来る。


天井に張り巡らす吸音装置としても紙管を利用。壁面に張る波板は同じピッチ・曲率の波でできており、組み方を変えることで音の反響具合を調整できるようにした。


ソーラーパネルと円形ホール外壁のモザイクタイル。


タイルは光の当たり具合(見る位置の変化)で赤から緑に色が変わる。今回イタリアで開発した特殊タイル。




竣工したホール。オープンの4月22日はフランスの大統領選挙直前のため「報道陣があまり集まりそうもないので日本のメディアの方是非来てください。」と坂さん。


中庭は頭上一面を紙管の架構で覆った。
大分の〈竹田市クアハウス〉(2018年7月就航予定)。レシプロカル構造屋根のモックアップ、滋賀県立大の学生や慶応大のインターン20人掛かりで組み上げた。実際の建築では木材だが、展示での施工性を考慮し紙管を採用した。 



〈熊本木造仮設住宅〉 昨年の熊本を襲った大地震の被災者用に設計た仮設住宅のモックアップ。大工がいなくても特別な技術を必要とせず組み立てられるL字型ユニットを開発。仮設住宅の悩みである隣との音の問題を、界壁に収納を設えることで、収納不足の問題と共に解消した。
現状、最低限の住環境である仮設住宅の基準は低すぎるという。コストを上げずにもっと快適な仮設が可能だということも訴えている。


〈ネパール復興プロジェクト〉 2015年のネパール大地震後の復興住宅。煉瓦造りの家が多く地震で多くが倒壊した。瓦礫となった煉瓦を地元で手に入る木パネルの構造板に非構造として積み上げ、誰でも施工できる仕組みにした。地震に強い構造と瓦礫の再利用を同時に実現。


4階展示室は建築模型とモックアップが並ぶ。


〈台南市美術館〉 2018年秋竣工予定。
既存の地下駐車場を補強しその上に美術館や劇場を建設する計画。周辺には市民の憩いの場となる公園がないため、箱型の空間の内外を自由に出入りできる公園としての機能も有する。
Tainan Museum of Fine Arts (Tainan, Taiwan/ Projects in Progress)

日射の強い台南。五角形のフレームにフラクタル造形の日よけを開発し採用する。


〈スイス時計会社本社〉 2018年7月竣工予定。
スイスを代表するカジュアルウォッチと高級時計メーカー本社キャンパス増築計画。敷地のあるビール/ビエンヌ市はスイスを代表する木構造専門の大学があり、CNC旋盤による木加工で世界をリードするスイス。この地で大規模な木造建築を作ることは自然な選択肢。このプロジェクトのために加工用の工場を隣接して造った。
Watch Company Headquarters in Switzerland (Biel/ Bienne, Switzerland/ Projects in Progress)


木材三次曲面の自動加工技術はスイス、ドイツはずば抜けている。日本は戦後、耐火の問題から大規模な木造技術の開発が行われず、ガラパゴス化が進んで完全に遅れている。このような建築を作りたくても加工技術も設備も人材もないそうだ。


躯体構造モックアップ(1/3)。針葉樹の材の中に、部分的に強度が必要な箇所は堅い広葉樹の材(色の濃い部分)を混構造としている。


〈湯布院ツーリストインフォメーションセンター〉 2018年3月竣工予定


柱のモックアップ(1/3)。日本でも曲面の木材加工ができるのは、と思うかもしれないが、国内では二次曲面の加工しかできないそうだ。


〈富士山世界遺産センター〉 2017年7月竣工予定。
逆さ富士形の建物が周囲の水盤に映ることで正富士の形が現れる。内部の螺旋スロープを上がりながら富士山の魅力を紹介し、屋上まで上がったとところでピクチャーウィンドウの先に富士山が見える。


外壁の木格子のモックアップ。これら大型のモックアップはそのままでは搬入できないので、部材を運んで何日も掛け、この場で組み上げた。

坂茂さん。「一般の方が図面を見ても理解するのは難しい。展覧会ならではの建築の展示コンテンツは何か?と考え、施工プロセスやモックアップを中心に展示しました。」

【坂茂:プロジェクツ・イン・プログレス】
会期:2017年4月19日~7月16日
会場:TOTOギャラリー・間
詳細:www.toto.co.jp/gallerma/ex170419/index.htm


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18 4月, 2017

サポーズデザインオフィスの新東京事務所+飲食店「社食堂」

谷尻誠 + 吉田愛/サポーズデザインオフィスの新東京事務所「社食堂」のオープニングレセプションに行ってきました。「社食堂」とはスペース名で、社員食堂であり、一般の客が利用できるレストラン&カフェでもある。さらにサポーズの新規事業「絶景不動産」、写真家 若木信吾の事務所兼ギャラリー「YoungtreePress」も同居する。
場所は渋谷区大山町。小田急 代々木上原駅から徒歩7分ほど。


築29年の集合住宅の地下テナント部分に入居。床面積は211m2。


エントランスから半地下に降りる階段。正面に若木信吾の作品と、壁一面に設えた書棚が迎える。


書棚には幅允孝がセレクトした建築関連の書籍や、サポーズで開発したスチールプロダクト「KT」が並ぶ。書籍は好きなものを選んで席に持って行っていくことができる。


H鋼をグリッド状に渡した照明は桜丘の旧オフィスから踏襲したデザイン。上面に間接光と、ポイントで下向きのスポットライトが備わる。
半地下とはいえ、で2面接道でドライエリアを持つ大きな開口の建物なので外光が十分に入り明るい店内。


フロアの中心にある柱を囲うように、黒皮ままの天板でできたアイランド型のキッチンを配した。谷尻さんの知人の料理人が料理長を引き受け、ほか公募でスタッフを揃えた。


オープニングを待つ料理は野菜中心のヘルシーなもの。開発中の料理を試しにゲストに食してもらう。


4月10日にオープンを迎え、決定したメニューがこちら。「日替わり定食」¥1,100、「セットドリンク」がプラス¥300。そのほかカレーや親子丼、海鮮丼が¥950~¥1,000。コーヒー、お茶、ソフトドリンクやアルコール類の提供もある。


「多忙なスタッフがコンビニ弁当やインスタント食品ばかりで、体調を崩さないように体にいいものを食べてもらいたい。」という思いがきっかけだという谷尻さん。
そして以前の富ヶ谷の事務所でも提唱していた「仕事以外でも気軽に事務所に来てもらいたい。建築の仕事ってこんな感じでしている、というのを誰もが見ることができる。」というテーマをより推進したかたちで実現させた。


食堂のテーブルは様々なサイズがあり、事務所のミーティングスペースとしても活用していく。奥が事務所エリア。


事務所エリアは一応引戸で仕切ることが出来る。


20人ほどキャパシティ。桜丘の旧事務所では常駐2人でスタートし、広島から出向してくるスタッフ4~5人作業ができ、ミーティングと模型製作スペースがあればいい、といった70m2ほどの空間だったが、わずか2年半でオーバーキャパを迎えてしまうほど仕事が増えたということだ。


奥から。


デスクのアップ。基本的に食堂のテーブルも同様の作りで、黒皮ままの鉄板で製作されている。


ホテルのバスルームかと見紛う仕上げのスタッフ用シャワー室。隣には広島からのスタッフが寝泊まりできるスペースも用意した。




食堂の一角にはサポーズで扱うプロダクトやコーヒーも。


そして新規事業「絶景不動産」で扱う一棟貸しのゲストハウス。鎌倉にある民家をリノベしたもので秋に営業を開始する予定。10人位のグループでも泊まれるそうだ。
「絶景不動産」は、素晴らしい景色を持ちながらも建築には向かないと思われている土地や、建築と合わせて初めて価値が顕在化する土地などを「設計」という視点からポテンシャルを引き出し、新しい価値の創出を目指す。


右から谷尻誠さん、吉田愛さん、絶景不動産プロジェクトマネージャー高木正浩さん。
「通常では混ざり合わないはずのものが同居していて、食事をすれば食堂、お茶をのみながら打合せをすればカフェのような会議室、写真を目的とすればギャラリー、買い物すれば物販店と、空間は目的によって変わっていきます。新しい働き方と、設計事務所という活動を社会に伝えて行くために、この場所をつくりました。少しづつ建築の魅力を、様々なカルチャーを通して伝えて参りますので、ぜひ皆さん遊びに来て下さい。」

【社食堂・絶景不動産】
所在地:東京都渋谷区大山町18-23-B1F
Facebook:www.facebook.com/shashokudo/
Instagram:@shashokudo

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15 4月, 2017

「GINZA SIX|ギンザ シックス」詳細レポート

銀座の複合商業施設「GINZA SIX|ギンザ シックス」の内覧会に行って来ました。グランドオープンは4月20日。


地上13階、地下6階。地下2階から地上6階と13階の一部が商業施設で、241のブランドが出店。7階から13階の一部は賃貸オフィスもある。施設名は銀座6丁目の立地にちなんだ。


松坂屋銀座店跡地を含む街区と隣接する街区の2街区を一体的に整備する大規模な再開発プロジェクトとしてスタート。新しく大きな街区を創出したことで、敷地面積9,080m2、延床面積148,700m2、銀座エリア最大の多用途複合施設が誕生した。


街区と街区の間にはあづま通りという一方通行の路地が通っていたが、建物で完全に覆われたトンネル状の路地に変わった。


トンネル化された部分のあづま通りは少し掘り下げ、2階床レベルを上げずに大型車が通行できるようにしてある。トンネル両側のみゆき通りと交詢社通りからはエスカレーターで建物2階へと自然と上がることができる新しい”道”となり、銀座の賑わいを内部に引き込むような計画だ。


三原通り側に銀座の街の観光拠点ともなる〈ツーリストサービスセンター〉や、銀座初の観光バス乗降所を整備した。近年、外国人観光客の乗るバスが増加しているが停車スペース不足という、銀座の課題を一部解消できることとなり、中央通りの渋滞緩和に貢献する。


基本設計と外装デザインは谷口吉生(谷口建築設計研究所)。ファサードは「ひさし」と「のれん」をイメージしたデザイン。建物上半分のステンレスのひさしと、下半分は世界を代表するラグジュアリーブランドの旗艦店が6店、それぞれ2~5層の店舗を構え、各ブランドがデザインしたファサードとなる。ブランドがデザインを変更したり、店舗が入れ替わった場合、容易にファサード工事ができるようモジュール化されたパネルになっており、「のれんを掛け替える」ように新しいイメージを演出することができる。

間口は115mあり、正面からはとてもワンカットでは収まらないファサード。路面店として軒を連ねる各ブランドは「のれん」のお題をそれぞれに解釈し表現しているのが見物だ。

5丁目側から順に〈FENDI〉。ローマの歴史的建造物で、ブランドの本拠がある"イタリア文明宮” からインスピレーションを得たデザイン。
〈VALENTINO〉はデイヴィッド・チッパーフィールドが携わった。全面にメタルメッシュを使用し、日中の日差しをやわらかに、夜は店内の光を通りに落とすコントラストを生み出し、店内は “宮殿” がテーマ。


〈VAN CLEEF & ARPELS〉。やわらかな漆黒からゴールドのグラデーションデザイン。内装にはアールデコ様式のデザイン。
〈SAINT LAURENT〉。最新ストアコンセプトである白と黒のマーブルやアールデコとミニマリズムを基調とした店内。


〈CÉLINE〉は“地域性”と“時間”というキーワードのもと、日本の土を使った陶の造形でファサードを表現。
最後に〈Dior〉。谷口吉生がファサードも担当。衣擦れの音を呼び起こすような独特のデザイン。内装はピーター・マリノ。


ロゴデザインは原研哉が手掛けた。


裏側(三原通りとみゆき通りの角)にオフィス(7~12階/13階一部)入口。


7階スカイロビー


オフィスフロア模型。1フロア貸室面積(基準階)は都内最大級の約6,000m2。

次に商業空間へ。

商業空間共用部インテリアデザインは、グエナエル・ニコラ(キュリオシティ)が担当。


2階から5階まで4層吹き抜けのアトリウムの天井からは、立体的に造形した和紙を透過した優しい光が降り注ぐ。
オープニング展示として、期間限定で草間彌生のカボチャのバルーンが14個シャンデリアのように吊り下げられている。このようなアーティストやクリエイターとの積極的なコラボ展開はGINZA SIXの大きな特徴だ。


開口には竹をイメージした格子をあしらい、レイヤーの隙間から、向こうには何があるのだろうと期待感を喚起させる。


アトリウムの様子を動画でご覧いただけます。


壮大なスケールのフロアが単調にならないように、銀座の通りと通りの間に残るジグザグした小さな路地をイメージした共用廊下。


雁行すことによってすべての店舗に角が生まれ、通常の商業施設のように直線的に見渡せないことで、路地を歩きながら出会う店に高揚感を味わうことができる。




グエナエルさんが “ケーブ” と呼ぶ洞窟のような廊下には、ワインショップの〈エノテカ〉が洞窟内とその奥に店舗を構える。(B2F)


細い光のグリッドが見えたらそこがエレベーターだ。広い店内で目印となる。
ジグザグからくる斜めのラインがモチーフのデザインがそこかしこに散りばめられている。


エスカレーターエリアには3重の折上げ天井。


トイレ前の空間。タイルもジグザグだ。


所々通路に置かれているオリジナルのソファ。「ほっと一息付ける空間としてデザインしたものです。コクーンのようなプロポーションのソファに、背後に木の屏風を置いて、インティメートな空間を作り出しています。」とグエナエルさん。


グエナエル・ニコラさん
「重要な要素は『光』で、照明の中にいるようなあたたかい空間を目指しました。日本の建築では障子や行灯でふんわりとした光を行き渡らせる工夫がなされています。日本に来て25年、素材から光まで勉強してきた今だからこそ出来た空間だと思います。キュリオシティ史上最大のプロジェクトです。そして谷口さんの建築の箱に対して、斜めのラインを強調したデザインで動きを出していきました。この吹抜け空間を見て、日本人は日本の伝統的、と感じるが、外国人は未来的、と感じるのではと思います。」


〈LOUNGE SIX〉。新素材研究所の杉本博司と榊田倫之が手掛けた、One to One のおもてなしを体感できるプレミアムサービスを提供する上顧客のためのラウンジ。(4F)


日本ならではの伝統的素材に現代的なディティールをほどこした独自のデザインで、新しい日本の美意識を感じられる空間になっている。
多言語対応のコンシェルジュが常駐し、GINZA SIX 内の飲食店とコラボした特別メニューの提供や、パーソナルスタイリング、メイクアップサービスのほか、文化イベントの開催なども予定。※詳細は別途掲載予定




〈クレ・ド・ポー ボーテ〉 田根剛によるデザイン。独立後初めて完成したプロジェクトだ。(B1F)


デザインコンセプトは、クレ・ド・ポー ボーテが叶える「Brilliant Cell(ブリリアントセル=輝き細胞)」。内側から輝きを放つ肌や輝く細胞をイメージした。


センターテーブルの上部は取り外し可能な”セル”。自由に積み上げてディスプレイすることができる。


田根剛さん。「ブランド独自の価値を表現しました。変化を持たせることができる什器や照明ですので、シーズンごとのニュースを発信する情報拠点として活用してもらえればと思います」


〈Aesop〉 はトラフ建築設計事務所によるデザイン。(B1F)




〈刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り〉 バナナオフィスによるデザイン。(B2F)
スープストックトーキョーで有名なスマイルズの新業態の海苔弁当やさん。ファサード上部に海苔を模した仕上げに注目。


有明海で採れる僅か1%の一番摘み海苔の、さらに青海苔が付着した “青まぜ” という希少海苔を使用した究極の海苔弁。好きなおかずをトッピングもできる。


〈CIBONE CASE〉 は二俣公一(ケース・リアル)のデザイン。(4F)
「日本に通じる精神や物理的な奥行きとその曖昧さが生む空間の連続性に着目しています。CIBONEの感性や寛容さからなる多種多様な発信を空間のそれらとシンクロさせることで更に多様で魅力的な場所が生まれると考えます。」


「幅広い間口とそれに対照的な浅い奥行きの空間を我々は敢えて横に長く薄く切り、CIBONEの発信に乗じるように空間的な厚みと濃度を持たせました。訪れる人に一層深く親密に関わってゆくCIBONEの在り方をもイメージしています。」と二俣さん

館内2箇所にある、高さ約12mの壁面(リビングウォール)には、JTQ谷川じゅんじプロデュースによる、対となるアート作品を展示。

〈Universe of Water Particles on the Living Wall〉 チームラボ
日々の日没とともに様子を変える滝を描いた映像作品。(3F~5F)


〈Living Canyon〉 パトリック・ブラン
日本に生息する固有種も含めた様々な植物を織り交ぜ、太陽の光に照らされた崖の頂上から、影に覆われた深い谷底を表している。(3F~5F)


4階からはこのように見える。


〈銀座 蔦屋書店〉 はトネリコがデザインを手掛けた。(6F)


代官山店のアート・デザインコーナーを代官山店とほぼ同面積の店舗全面に展開した、アート・デザインに特化した店舗。
“通常” の書籍や雑誌も置かれているが、奥へ進むほどディープな趣向の本になるという。


中央トップライトを持つ吹き抜け空間で様々なイベントや貸しスペースとしても活用していく。オープニングは名和晃平、蜷川実花、杉本博司によるアートギャラリーを展開。
※詳細は別途掲載予定


〈観世能楽堂〉(B3F)
渋谷区松涛から銀座に移転し檜舞台を移築した。1,600m2、480席。日本の伝統文化の発信拠点として、国際的な観光地である銀座を盛り上げていく。


観世能楽堂開場記念公演と銘打ち、4月20日~23日に祝賀能、4月27日~30日に日賀寿能を開催。


〈GINZA SIX ガーデン〉 宮城俊作によるランドスケープデザイン。
銀座エリア最大級となる、地域に開かれた4,000m2の屋上庭園。


植栽はサクラやカエデ類など四季の移ろいを感じることができる樹種を選んだ。近代の東京において、東洋と西洋が重なり合った街であった「銀座」。この地に誕生する屋上庭園として、「自然に親しむ近世江戸の庭園文化」と、「街の賑わいを楽しむ西欧の広場文化」 の融合をコンセプトにした。水盆は水を抜くことで平面利用も可能。

【GINZA SIX|ギンザ シックス】
所在地:東京都中央区銀座6-10-1
詳細:https://ginza6.tokyo

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